吉川 千尋さん 30代 パニック障害 

自分の中では奇跡
近いくらいの変化です

 

 

吉川 千尋さん(30代)

 

症状 パニック障害 動悸

 

 

 

 

【パニック発作】
まさか自分がなるとは思っていませんでした。
よく聞くセリフですが、正直なところ、私自身はそれまで、鬱やパニックなど心の病気は、辛い経験やマイナス思考の方がなってしまうものだと思っており、普通に働けていて元気な自分とは無縁だと思っていました。

私はインフルエンザにかかったとき、病院で初めて発症しました。
薬のせいなのか苦しさと冷や汗と動悸そして震え。死ぬのではないかと思いました。

どの検査をしても異常なし。
鎮静剤を打っても震えが止まらず、その時はまだパニック発作の症状も知らなかったため、何が原因かも分からず、異常が見つからないことへの恐怖心でいっぱいでした。

翌日、友人の薦めで心療内科に行くと、待ち時間に発作が起きました。苦しいから何とかしてもらえないかと聞いても、まだ診療してないから薬ももらえない、何か対処すらもしてもらえない、順番が来るまでお待ちくださいとのこと。
その時にはすでに心療内科への違和感が自分の中で芽生えていました。
心療内科でカウンセリングといえばもっと話を聞いてもらえたり、色々なケアの仕方を教えてもらえるのものだと思ってましたが、そうではなかった。

ただ症状を聞いて、その症状を抑える薬を出すのみ。なぜその症状が起きたのか、何を気をつければいいのか、そういう話はなく薬が効くかどうかだけ。
その時の私は発作が怖くてとりあえず抑えたかったので薬を飲みました。薬が良くないと分かっていても飲むしかなかった。

薬を早くやめたいけど、発作も怖い。そんな時に、以前からお世話になっていた菊野さんのところに通うようになりました。
心の病気なんて恥ずかしい。
なんで私がと自分が嫌になる気持ちでいっぱいでしたが、
菊野さんご自身もそういった経験があり、
乗り越え、時にそういう症状向き合ったりして来られていると聞き、ホッとしたのを覚えています。
今思えば、その頃から自分の中で少し何かが変わった気がします。
週1.2回、整体や鍼灸やカウンセリングで治療してもらいはじめると、発作の起きる感覚が伸びていきました。
菊野さんになら何でも見せられる。治療中に何かあっても対処してもらえる。そういった安心感からか、通う事も苦ではなく、通えば通うほど良くなりました。

1人で電車も乗れない毎日が、少しずつ短い距離から乗れるようになり、飲んでた薬の量も自ら先生に言って減らしてもらい、
数ヶ月後には薬もやめ、新快速に1人で乗れるようになりました。
自分の中では奇跡に近いくらいの変化です。
向こう1.2年は仕事も無理かと諦めてましたが、
菊野さんのおかげで、数ヶ月で仕事に復帰。
時々、発作が起こる時もありましたが、
「発作を無くそうと思うより、起きる感覚を徐々に長くなればいいなという考え方が良いよ」という菊野さんのアドバイスのおかげで焦らず、また起きたと責めることなく、今を受け止めることができました。

整体や鍼灸治療は薬よりも時間がかかるかもしれないけれど、根本的に治療するなら、薬では解決できない事を体験しました。
薬でだましだまし出来ても、根本的に解決しなければ意味がない。薬が悪ではないけれど、薬だけに頼りすぎるのは良くないと自身の経験で思います。

今回の経験で、菊野さんから自分の身体と向き合うこと、身体の声を聞くことの大切さを教えていただきました。
そして心の風邪だと思って恥じることなく、誰かに助けを求めることの大切さも知りました。

きくの鍼灸整体院なら全てを見せられる。任せられる。何かあっても大丈夫。色んなことに気づかせてももらいました。
そういった信頼関係を築いてもらえる医院です。
本当に感謝しかありません。

私のようにパニック発作や、心の病気で悩んでる方がいらっしゃったら、もっと気軽に、治療を受けられる事をお勧めします。
日々の生活の中で、何か今日は電車が息苦しいな、めまいが多い、動悸がするな、なと、いつもとは違う身体の症状や声をもっと早くに感じで、治療しておけば良かったと今でも思います。
できるだけ早く、ちょっとしたことでも相談し、プロにお任せする事が一番だなと思いました。

私はこれからも自分の症状と向き合いつつ、
ずっと菊野さんにお世話になります♡

1人で悩まなくて良かった。
信じれる菊野先生と出会え良かった。
私は1番にこの治療院をお勧めします。

吉川千尋さんの治療について

吉川さんに限らずパニック障害の患者さんの最初の目標は不安やそれに伴うパニック発作をコントロールすることです。
具体的には体を調整することで筋肉の緊張を緩めます。それによって呼吸をしやすくすることができます。
吉川さんも本人が気が付かないうちに呼吸が浅くなっているようになっていました。
深く呼吸ができる体になれば発作を減らすこと、そしてなったとしても素早く回復させることが可能になります。
治療部位は主に副院長が背中周辺、頭蓋骨周辺へ鍼灸手技をつかってアプローチしていき院長が理学整体で全身の体のバランスを整えました。


さらに心理面のサポートとして副院長がカウンセリングを行いました。
自律神経は体の治療だけで完結する場合もありますが、心理面のサポートをすることで改善が早くなることが多々あります
今回の症例でもそういったことが言えるでしょう。

心療内科では体に触れることなく薬が処方され、一般の治療院では体は触れても自律神経失調症に対する知識の量の少なさやカウンセリングまではできない。
その部分を何とか補えないかとずっと考えていました。
症状がきつい場合には薬が患者さんの大きな味方になってくれることもあると思います。
しかし吉川さんのように飲みたくないけど飲まざるを得ないというような感覚で薬を飲んでいると症状を抑えているのはこの薬のおかげで、今度薬をやめることの怖さが出てくる場合があります。
そんな時にこそ薬以外の選択肢として
体と心にアプローチできることが当院が心療内科や一般的な治療院と一番違うところではないかと思います。

吉川さんも今ではヘッドスパなどのセラピストとしての活動にプラスして
ピラティスインストラクターの活動も増えてより一層元気
お仕事に取り組まれています。
当院はこれからも吉川さんの元気を応援しています。

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